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  • 杜仲緑葉茶

健康茶としておすすめ杜仲緑葉茶 〜杜仲の生葉の薬効成分を損なわないよう、日本茶の技術で微粉末に仕上げています。〜

石原園

石原園の石原 繁樹代表



漢方薬の三大名薬のひとつ「杜仲」


杜仲は、漢方薬の中で高麗人参、鹿茸と並んで三大名薬として知られています。漢方の古書「神農本草経」の中でも、副作用がなく長期服用可能の薬物として「上品」として分類されています。中国では、杜仲の樹皮は漢方薬として5千年以上前よりたいへん珍重されてきました。

杜仲の原産は四川省あたりで、トチュウ科トチュウ属トチュウ種という1科1属1種の植物学的にもたいへん珍しい樹木で、成木は30m以上の高さにもなります。杜仲の樹皮を取るには15〜20年かかるため、たいへん貴重な薬だったのです。

杜仲はさまざまな生活習慣病によく効く漢方薬として知られています。杜仲の樹皮は、今でもさまざまな漢方薬の中心的配合に用いられています。


粗悪品が終焉させた杜仲茶ブーム


この杜仲に魅せられ、お茶として栽培しその普及に尽力されたのは、長野県伊那の故唐沢武氏でした。唐沢氏は、富山医科薬科大学和漢薬研究所所長 難波恒雄博士の指導を受け、杜仲茶を世に出しました。

難波先生は、杜仲の葉にも樹皮と同様の薬効があることを証明なさった方です。樹皮だけでなく葉にも効用があるとされたことで、杜仲茶の一大ブームがやってきたのでした。

しかし、このブームはあっという間に過ぎ去りました。なぜなら、ある大手の会社がこのブームに乗っかり、粗悪で薬効のないような落葉を混ぜたものを中国から輸入し、大量に杜仲茶を売り出したためです。粗悪品にはダイエット効果など杜仲の薬効が全く認められず、ブームの終焉をもたらしたのは当然のことでした。

そして夢が終わった後、長野県一帯ではブームの最中に狂奔して植えられた大量の杜仲の木が次々と切られているのです。唐沢氏も無念の思いの中で亡くなったそうです。今でも確立した流通がないのをよいことに、異常に高い価格で販売している人たちが跡を断ちません。


日本茶の技術で復活、薬効のある杜仲緑葉茶


オルターに杜仲をご紹介くださったのは、大手航空会社のパイロットの奥さんです。このパイロットであるご主人は、高血圧のため会社から自宅待機を命ぜられていたのですが、唐沢さんたちが開発中の緑杜仲に出会い、それを飲んだら高血圧が完治したという経験をお持ちの方です。

杜仲緑葉茶とは、杜仲の葉を日本茶の技術を活かして、その薬効成分を可能な限り損なわないようにした、文字通り緑の杜仲の葉の粉末です。薬効のある杜仲緑葉茶は、石原園さんの胴体摩擦粉砕法で作られています。緑葉を丸ごと摂取できるおいしいもので、杜仲茶再登場の決め手であり、さまざまな生活習慣病に悩む現代人に朗報です。しかも副作用がないので、お茶として常用しても心配のないものです。

石原園の石原 繁樹さんは静岡の茶園4代目で、自園自製で有機栽培のお茶作りをなさっています。



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