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本場ベトナムのライスペーパー、フォー 〜有機栽培米で作りました。〜

BICH CHI FOOD COMPANY(ベトナム)

輸出担当TANG THI THUY TRANGさん、PHAM HOANG THAI 社長、
PHAM THANH BINH副社長(写真左より)



有機栽培の米、タピオカが原料


ベトナムのBICH CHI FOOD COMPANYで、オルター仕様の「オルターライスペーパー」と「オルターフォー」を委託製造していただきました。

原料に使うインディカ米、タピオカ澱粉は、有機栽培(USDRオーガニック認証品)です。BICH CHI FOOD COMPANYの工場はハラル認証(イスラム教の戒律に則って従って調理・製品された品物であることを証するシステム)も取得しています。


グルテンフリーの助っ人


ライスペーパーやフォーはお米の国、ベトナムの伝統食品です。米製品ですのでグルテンフリーの強力な助っ人になります。

ライスペーパーの使い方は以下の通りです。

・お皿などに水を張り、ライスペーパーを湿らせて軟らかくします。それに野菜や肉などをくるんで手巻き寿司のように食べます。
・湿らせたライスペーパーを春巻きの皮のように使って、揚げものにも使えます。揚げ物として使用するとパリッとサクサクに仕上がります。
・ライスペーパーに醤油や魚醤などをつけてオーブンで焼くと、たいへんおいしいせんべいになります。
・欠けてかけらになったものは、スープなどに入れるとおいしいです。
・そのままチリペーストなどにつけて手軽なお酒のつまみとして最高です。

フォーは、いわば米のうどんです。小麦粉うどんと同様にお使いください。たいへん喉越しの良い麺です。いろんなスープによく合います。


会員の要望で開発


かねてから安全なライスペーパーをオルターで開発してほしいという会員からの声がありました。ベトナムで有機野菜作りの運動をしている、ある日本人がオルターを訪れた時に、無農薬でライスペーパー作りをしてくれる生産者を探してほしいとお願いしたのが開発のきっかけでした。

その後、無農薬米を栽培しているベトナム農家トアンさんや、それを原料として1枚ずつ手焼きしてくれるベトナムの伝統的なライスペーパー製造者NGUYEN DINH AN RICE PAPERが見つかり、いったんはそこで、オルター用のライスペーパーの製造を開始いたしました。しかしその生産者がバイク事故で急逝され、この製造計画が突然中止せざるを得なくなりました。

この状況をたまたま、オルターのふとんの生産者、神野 修さんに話したところ、ベトナム国内のライスペーパーメーカーを調査して、BICH CHI FOOD COMPANYを見つけていただきました。神野さんは、ベトナムとは繊維製品の輸入をしてきた関係で、現地の事情に明るい方です。


オルターベトナム構想


ベトナムでのオルター仕様食品の開発は、単にオルターが輸入するための品もの開発だけではありません。ゆくゆくはベトナムの人々が安全なほんものの食べものを手にしていくための道筋をつけていくことにつながればと考えています。

この間、ベトナムの人々との数多くの出会いがあり、ベトナムで有機農業発展の願いがあることを知りました。

ベトナムの農村部には、まるで日本の江戸時代のような自給自足を営む美しい小農のたたずまいが残っています。オルターとしてはそのような小農を守り、自給自足の庭先の余りものを地域ぐるみで出荷する農薬や化学肥料を使用する理由のない農業システムの構築を考えています。

今回は有機認証のある米農家のお米を原料に使いましたが、ゆくゆくは、これら小農のお米を原料に使っていきたいと考えています。また、無農薬のマンゴー製品などの開発も検討しています。

このライスペーパーの提携から始まる、ベトナムと日本のきずなが双方にとっての豊かな未来を創っていくことを願っています。



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