無添加表示のうそ!知っていましたか?

無添加表示でも食品添加物が「キャリーオーバー」されています! 
残留農薬は添加物表示の対象とはなりません。

添加物表示

食品の裏の一括表示は最終製造過程での履歴で、最後の工場で使ったものだけを書くことになっています。
製造工程では添加物を使っていなくても、輸入穀物を使っている場合や、下請け工程での添加物が含まれる危険性があります。

知恵袋

キャリーオーバーとは

 キャリーオーバーとは、食品業界において、原料中には含まれるが使用した食品には微量で効果が出ないという判断から、法律によって表示を免除される添加物を指すことばです。最終食品に残存しないものと見なされる加工助剤や、製造・加工の際に添加するものではなく、原料の段階で添加したものは、表示が免除されています。

 たとえば、保存料として安息香酸を添加した醤油を、せんべいの表面に塗った場合、ごく微量の安息香酸がせんべいに持ち込まれても、その安息香酸の量は非常に微量であり、これによってせんべいの保存性がよくなるとは考えられないので、この安息香酸は単なるキャリーオーバーとみなされ、食品に含まれているのに表示されません。

 食品の裏の一括表示は最終製造過程での履歴で、最後の工場で使ったものだけを書くことになっています。でも、製造工程では添加物を使っていなくても、輸入穀物を使っている場合や、下請け工程でのキャリーオーバーの危険性があります。特に最後の工場で小分け販売用の工程のみを扱う場合は、一切の添加物表示が表面に出ない状態で市場に出て行きます。これが、ほとんどの市販品や各団体の無添加表示加工品の現状です。

 それらは、たとえ微量であっても、その化学成分が複合的に作用する危険性は無視できません。

オルターの心意気

オルター流品物管理
 「誰が、何を使って、どういう風に作っているか?」
オルターは、製造工程を原料の生産地から全て公開しています。
オルター取り扱いの加工品には「仕様書」の提出が義務づけられており、
厳しい監査のチェックが入ります。オルターレベルの安全水準という高いハードルを越え、監査に合格できるほんものだけが、オルターの品物としての権利を得ます。

 先ずは原材料が汚染されていないものかどうか…?下請けでの製造工程で添加されているものはないのか…?常にオルターの厳しい目が光っているわけです。

 工場に出かけていって、原材料もみせていただき、経営者さんとも社員さんとも親しく交わる…ここでも、人と人とのつながりを大切にしていることは言うまでもありません。

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