2019.10.22 オルター通信1616号
知床興農ファーム 経産牛取扱いについて
知床興農ファーム 経産牛取扱いについて
オルター通信1608号でご案内した通り、知床興農ファームの牛肉は、ホルスタインのYBB(若齢未去勢牛)の取扱いをいったん中止し、経産牛へ切り替わります。
理由は子牛の高値が続いており、価格が下がる見通しがなく、経営を大きく圧迫しているためです。
この経産牛は乳を搾り終えた牛を購入してくるため、知床興農ファームで育てられたものではありません。そのため、輸入の穀物や化学肥料を使用した牧草も食べていますが、購入後は国産の飼料や無農薬の牧草を与えています。
安全性は下がりますが、生産者を守るという観点、現在行える最大限の努力をしている点から、オルターとしても経産牛への切り替えを認めることといたしました。
味はYBBと遜色なく、これまでの4週間より短い2週間ではありますが、熟成も行っています。
11月2週のお届けより、YBBの在庫がなくなった部位から順次切り替えになります。
会員の皆様にはご心配とご迷惑をおかけしますが、事情をご賢察いただき、これからも食べ支えていただけますと幸いです。 (企画部)