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2019.02.12 オルター通信1580号
発達障害バブルの真相

発達障害バブルの真相―暴走する発達障害者支援―
P&A NEWSLETTER  VOL.54 Jan 2019より転載
市民の人権擁護の会日本支部 代表世話役 米田倫康

今やバブル状態の発達障害。でも、そうなったのには理由があります。それを意図的に作り出した人々がいるのです。一般に知られていない情報を調べ、情報公開や公開質問状によって不正を暴き、児童精神科を標榜していたデタラメ精神科医を摘発し、1冊の本にまとめました。それが昨年の12月5日発売の拙著『発達障害バブルの真相:救済か?魔女狩りか?暴走する発達障害者支援』(萬書房)です。
実は、1999年の新しい抗うつ薬の販売開始(=うつ病バブル)以降、右肩上がりを続けてきた向精神薬市場に陰りが見え始めています。ようやく市場が縮小してきたのです。うつ病バブルからずっと続いていた神話はそろそろ終焉に向かっています。というのは、もはや「夢の新薬」商法が使えなくなってきたからです。「画期的」「副作用が少ない」「安全」「必ず治る」といった宣伝文句は全て事実に反していたため、精神医療産業も焦っていたのでしょう。
だからこそ彼らは子どもや妊産婦という踏み入れてはいけない領域にまで入り込み、新たなバブルを作り出そうとしているのです。実際、今最も成長が期待されているのが発達障害市場であり、ADHD治療薬市場は急増しています。だから今は発達障害バブルなのです。
発達障害がバブルとなる理由はシンプルです。そもそも診断基準自体に科学的根拠が乏しく、診断に使用されるチェックリストでは、栄養のアンバランスや腸内フローラの問題からきている問題行動すらも全て発達障害によるものと混同されてしまいます。つまり、適切な栄養学的アプローチによって完治できるような子までも、安易に発達障害と診断され、「先天的脳機能障害」のレッテルを貼られるのです。ひどい場合、子どもらしさそのものが「障害」と見なされることもあります。
本書でも触れた「ビバンセ」という、ADHD治療薬という名の子ども向け脱法覚醒剤(※所持段階では覚醒剤そのものではないが、服用したら体内で覚醒剤=アンフェタミンになるのでこの呼称が相応しい)が承認されるかどうかの瀬戸際となっています。1月中に最終判断がなされる予定です。
もしも、この薬が承認され、市場に出回ると、健康な子どもたちにまで覚醒剤が蔓延するということになるのです。一部の産業の利益のために子どもたちが犠牲になるようなことがあってはなりません。既に、教育現場でも服薬しないと登校させないという服薬強制すら起きています。このような発達障害バブルの実態を知り、子どもの未来と日本の未来を守るために行動を起こす人々が必要です。本書をそのためにお役立ていただければ幸いです。皆様のご理解とご協力をよろしくお願いします。

『発達障害バブルの真相』著者:米田倫康 出版:萬書房
救済か?魔女狩りか?暴走する発達障害者支援。発達障害の過剰診断のもと、子どもたちが精神薬漬けになっている現状に警鐘を鳴らす。子どもたちの未来を奪わないために、今、大人の責任が問われている。

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