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2019.02.12 オルター通信1580号
国がまとめた食品の農薬汚染

国がまとめた食品の農薬汚染 菌や虫を殺す食べ物

輸入柑橘類にはポストハーベスト農薬が多いと354号に書き、国産品はネオニコチノイド農薬が多いデータを357号で紹介。今月は、輸入農産物と食品全体の残留データを掲載します。
食品と暮らしの安全No.358 2019.2.1発行より転載

■輸入柑橘類とマーマレードが危ない
輸入農産物の農薬検出率1位は、ポストハーベスト農薬のイマザリル。遺伝毒性があるので薬剤耐性が付きにくく、それで多く使われるようになりましたが、子々孫々まで遺伝的な悪影響を与えます。
2位はチアベンダゾール(TBZ)。催奇形性があるので、輸入柑橘類やマーマレードを多く食べていると、赤ちゃんに異常が生じる可能性がある農薬です。1位と2位が、子孫に悪影響を与えるので、若い女性は輸入柑橘類やマーマレードを食べないのが賢明です。
3位の臭素は、虫が見つかって燻蒸された痕跡です。燻蒸剤には強烈な毒性がありますが、臭素に特別の毒性はありません。
4位のクロルピリホスは、穀物に混入して害虫を殺す殺虫剤と、シロアリ駆除剤の両方が検出されたもの。
5位のアゾキシストロビンと、6位のオルトフェニルフェノール(OPP)も輸入柑橘類に使われるポストハーベスト農薬です。
輸入柑橘類は、国産ミカンより危険性が高いといえます。

表2-3

■安全性の感度が悪い国と専門家
国産と輸入農産物を合わせたトータルでのワースト1位はカルベンダジムで、肝臓ガンをつくります。これが有効成分の農薬が他に3つあります。
チオファネートメチルは、1990年代にアメリカのチェリー処理場で散布していましたが、輸入チェリーの検査項目に入っていないので、今の使用実態はわかりません。
厚生労働省と食品安全委員会は安全性の感度が非常に鈍く、農林水産省は業界とつながっているので、発ガン性が見つかっても規制を強化しないのです。
2位から4位まではポストハーベスト農薬ですが、バナナのTBZは検出率も最大値も低いので、日本向けにはポストハーベスト農薬として使われなくなっています。
■2年を目標に追放運動
流通中の農産物を腐らなくしたり、虫がつかなくしたりするのがポストハーベスト農薬で、栽培中の作物についた虫を殺すのが、浸透移行性のあるネオニコ農薬です。
両方とも有効濃度で作物に残留しています。だから、菌やカビや虫が死ぬ食べ物を私たちは食べるようになっているわけです。
それでも国の専門家は「安全です」と言いますが、安心して食べられるでしょうか。これらの農薬は、あまりに広く使われているので、すぐにすべて避けることはできません。 反対運動を行って、お茶、コメ、サトウキビ、甜菜から始めて、できれば2年ぐらいで何でも安心して食べられるようにしたいので、みなさんも協力してください。    (小若)

表2-1

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