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2017.11.21 オルター通信1518号
害のほうが大きい、推奨しない

骨粗しょう症:テリパラチド注(商品名フォルテオ、テリボン)
害のほうが大きい、推奨しない
【中西剛明、浜 六郎「薬のチェック」№74  Vol.17  Nov.2017より転載】

<まとめ>
●日本では副甲状腺ホルモン(PTH)と同じ作用をするテリパラチド製剤として、2種類が承認されています。毎日皮下注射するフォルテオと、週1回皮下注射のテリボンです。間歇的なPTH使用では、骨組織が増え、椎体骨折率は約3分の1に、非椎体骨折率は約3分の2に減りました。
●しかしその一方、PTHの本質として、骨からカルシウムが遊離し、腎臓でのカルシウム再吸収が増え、腸管からのカルシウムの吸収を増加させるので、高カルシウム血症をきたします。
●また、平滑筋を弛緩させ、血管を拡張し、血圧低下、悪心、頭痛、めまいをきたし、神経の興奮性を変化させて無力症やうつ病、呼吸困難を起こします。
●死亡率は統計学的に有意ではないものの1.7倍に増えていました。市販後の害反応報告では、意識消失、失神、ショック症状が多数あります。費用は、一治療単位である24か月で100万円を超えます。テリパラチド製剤の年間売上高800億円(2015年)に見合う価値はありません。

結論:日常診療で用いるには害が大きく推奨しません。

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