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2017.11.14 オルター通信1517号
輸入果物に使われている添加物農薬の調査

輸入果物に使われている添加物農薬の調査(2017年8月)
【安食連「お知らせ」648号2017年9月27日発行より転載】

輸入の果物のポストハーベスト(収穫後農薬)はどうなっているのか、運営委員7人が、イカリ、イオン、ライフ、ダイエー、関西スーパー、阪急オアシス、平和堂、オークワなどのスーパーの売り場で表示されている農薬を調べてみました。表示は義務で、デパートやスーパーでは必ず表示されます。ブドウ、パイナップル、バナナ、マンゴーには農薬使用の表示はなく、やはり柑橘類に多く使われていることが分かりました。輸入果物は通常船で運ばれるので、何もしなければ柑橘類は腐ってしまいます。腐るのを防ぐために使われているのが防カビ剤で、日本では農薬としては認められていませんが、添加物として認められているのです。不使用のものにはどんな工夫があるのでしょうか。調査の結果は以下の通りです。

表

TBZ(チアベンダゾール)には、遺伝子損傷性、変異原性、染色体異常、発がん性などの不安があります。イマザリルには、動物実験で神経行動毒性があります。OPPやOPP-Naは動物実験で発がん性があります。1975年輸入グレープフルーツから禁止されているOPPが検出され、港の倉庫に保管されていたグレープフルーツ、レモン、オレンジが海に廃棄されました。これに日米貿易不均衡を柑橘類の輸出で解消しようとしていた米国が激怒、OPPの使用許可を迫り1977年厚生省は食品添加物としての使用を許可しました。厚生省は国立衛生試験場での動物実験で発がん性は認められずとしていますが、東京都衛生研究所は、OPPの1.25%の飼料をラットに食べさせたら83%に膀胱がん、OPP-Naの0.5~4%の飼料をラットに経口投与したところ、2%の投与群で膀胱や腎臓の95%にがんが出来たとのことです(渡辺雄二「食品添加物の危険性が分かる辞典」)。
これらの防カビ剤は、皮だけでなく果肉からもわずかですが見つかっています。食べてガンになる危険性があるわけです。どうしても食べる時は洗剤やブラシでしっかり洗う必要があります。これらの農薬を使っていない国産のレモン、多種多様の柑橘類を大切にしたいものです。(報告:宮崎)

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