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2016.11.29 オルター通信1468号
一般栽培の生姜が「農薬漬け」で育つ理由

食べますか?! 一般栽培の生姜が「農薬漬け」で育つ理由
高生連・SOEL (ソエル)野菜セット(高知県高岡郡佐川町)

収穫の秋を迎えております。いずれも春に植えつけた生姜、里芋、サツマイモ。まずは最も霜に弱いサツマイモを掘り、次に生姜、最後に寒さに強い里芋を掘ります。今週はその中から生姜をお届けします。
今年の生姜は、夏場の干ばつを乗り越えた子たちですが、干ばつ前後の多雨のおかげで比較的良く育ってくれたと思います。生姜は、高知県の特産品でもあり、私の住む越知町にも多くの生姜農家がいます。他の作物に比べて面積あたりの収入が多いため、若い後継者たちも田んぼだった土地をどんどん生姜畑に変えて行っています。
しかし、単一作物の産地になると必ず陥るのが「連作障害」。同じ土地で同じ作物を作り続けると、病気や害虫が発生しやすくなり、土壌養分も偏るためにうまく育たなくなる、という現象です。実際、多くの生姜農家が病気に悩まされ、春の植えつけ前に土壌消毒を行い、定植後も毎週のように農薬散布して病気及び害虫予防を行っています(収穫までに使用する農薬の量を考えると、正直私はとても食べる気にはなれません)。
有機農業の肝でもあり、連作障害を回避する一番の策は、「輪作」つまり毎年別の畑で栽培することです。そのためにはある程度の多品目栽培が必須となり、効率を最優先にする農業では採用されない方法です。ぜひ、もっと多くの消費者の方々にこういったことを知っていただき、皆さまのように多品目有機栽培のサポーターになっていただきたいと願っています。それが、日本の農業を変える大きな力になるはずです。 ( ソエル 川合里奈)
オルターのしょうがの企画はカタログ参照
(ソエルの野菜セットにも入る場合があります。)

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