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平飼いたまごがおすすめ
カタログ2014年4月1週号
放射能、ポストハーベスト農薬、遺伝子組換えの心配のないたまごを。
◆安全に留意した平飼いたまごとケージたまご
 兵庫県丹波市氷上町の(株)芦田ポートリーの芦田 昭也代表は、ポストハーベストフリー、NON-GMO(非遺伝子組換え)のトウモロコシや大豆粕を主原料とするエサで赤玉採卵鶏ボリスブラウンを飼育しています。飼い方は平飼いで 3,000〜4,000羽、ケージ飼いで 7,000〜8,000羽と2種類の方法で行っています。
 平飼いの場合の飼育密度は坪当り8〜12羽で、比較的ゆったりとしています。ケージ飼いはケージ当り1羽で、通常のように2羽以上入れるような過密な方法はとっていません。
 通常、養鶏のエサに配合されている輸入のリン鉱石には放射性ウランが不純物として含まれていることが多く、平均 550Bq/kg、最終配合飼料で約2Bq/kg検出されていることがあります。芦田ポートリーではウラン混入を避けるため、国産のリン鉱石を選んでいます。肉骨粉など動物性由来のものは狂牛病(BSE)の心配があり、使っていません。
芦田ポートリーのたまごについて、オルターでの放射能測定を行い、検出限界1Bq/kg以下ND(不検出)を確認しています。

◆問屋が始めた養鶏
 芦田 昭也代表は2代目です。先代はお父さんで、たまご問屋をしていました。そのお父さんの代に、北海道のよつ葉牛乳を共同購入する私たち関西の消費者団体へ安全安心のたまごを供給し始めたのがお付き合いのきっかけでした。芦田 昭也代表が自ら養鶏を始めたのは1990年28才のときからです。
 芦田ポートリーのたまごはオルターの生産者・たまだけんのどらやき、弁天堂のケーキ、きとうむらのクッキー、サンラピスのケーキなどの原料にも使われています。
 養鶏場では障がいのある人が2人、採卵などで働いています。障がい者の自立支援の活動にも貢献しています。

◆たまごの割れにはわけがあります
 芦田ポートリーのケージ飼いのたまごはよく“割れ”クレームが発生しています。これは、老朽化した鶏舎を使用しているためです。丹波市氷上町や市島町では次々に養鶏場が廃業していきました。コンビニ業界などが海外から輸入されてくる安い加工卵(ゆで卵・液卵・粉卵)を使っているからです。養鶏業界も後継者問題が深刻です。
 この廃業した養鶏場のあとを芦田ポートリーが後継し活用しています。現状の卵価では新規設備の投資もできないからです。オルターで安いケージ飼いのたまごをどうしても購入したい方は、たまごが割れていたら粛々とクレーム対応していただくしか打つ手はなさそうです。

◆アニマルウェルフェアもオルターの願い
 現在、オルターでは牛、豚、鶏のアニマルウェルフェア(動物愛護)に取りくんでいます。アニマルウェルフェアはとくにヨーロッパでは当り前で、ケージ飼い養鶏は禁止する方向です。動物を虐待すれば、動物は不健康になり、動物医薬品を多投する結果を招き、食の安全性とも離れていきます。
 価格の問題はあるとは思いますが、私としてはオルターの会員がケージ飼いたまごを買わず、全て平飼いたまごを注文していただきたいと考えます。ケージ飼いのたまごを買うことは、動物をいじめながら自らの健康を願うようなものです。現段階でオルターとしてケージ飼いたまごをあえて扱い続けている理由は、会員の中から市販の安くて危険なたまごの方へ流れる人を出さないためです。
 オルターとして牛、豚およびほとんどの鶏ですでに実施しているアニマルウェルフェアの活動を、ケージ飼いのたまごをやめ、完遂するためには、会員の皆様のご協力なくしては叶いません。消費者の賢明な選択こそが新しい時代を拓くのです。


芦田ポートリーの平飼いたまご、ケージ飼いたまご
■鶏の品種
ボリスブラウン、ごく一部にノボブラウン  いずれも赤玉採卵鶏

■エサ
●飼料米 
地元農家(細見、石田)
●トウモロコシ 
非遺伝子組換え(NON-GMO)全農 アメリカ産
●大豆粕 
非遺伝子組換え(NON-GMO)全農 アメリカ産
●魚粉 
全農 アメリカ産
●炭酸カルシウム
石灰石 中山石灰(国産)
●リン酸カルシウム
リン鉱石 小野田化学(国産)
●食塩 
讃岐塩業(国産)
●無水ケイ酸・パプリカ抽出物 
コーキン化学(鹿児島県) パプリカは中国産、無水ケイ酸はパプリカの賦形剤
●発酵乳粉末・枯草菌 
化学飼料研究所(兵庫県) ヨーグルト粉末、乳酸菌(ブルガリア菌、サーモフィルス菌) サルモネラ対策用
●水
水道水をオルターのハイパーネオ活水器で活性化しています


エサの配合は全農系の西日本くみあい飼料の上記原料をJA丹波氷上で配合しています。


■飼い方
●平飼い 
3,000〜4,000羽 坪 8〜12羽 土の床に、もみがらを置き、飼育
●ケージ飼い(2ヶ所)  
7,000〜8,000羽 1ケージ1羽



―文責 西川榮郎(NPO法人  安全な食べものネットワーク  オルター代表)―