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農薬も肥料も使わず 北の大地を耕す達人
カタログ2014年10月2週
少しでも多くの人に自然栽培作物を届けたい。
◆自然農法で味は絶品
 北海道北見市の自然農法オホーツク生産組合の秋場和弥さんは農薬、肥料(化学肥料はもとより、有機肥料も)を使わず、自然農法で豆類(小豆、大豆、光黒大豆、祝黒大豆、えんどう豆、大正金時、雪手亡)、スイートコーン、小麦、水稲、じゃがいも、人参、大根、カボチャ、緑肥などを栽培しています。無肥料のため多少“小ぶり”の作物もありますが、味は絶品です。

◆始めに自然農法ありき
 秋場さんは 1952年、北海道開拓3世として現在地(北見市)に生まれました。秋場さんが生まれた頃、祖父母が自家用野菜、米の無肥料栽培を60aの圃場で始めました。
 1971年には父母が6ヘクタールの圃場全てで肥料を使わない自然栽培を始めました。祖父母、父母が自然農法に取り組んだきっかけは、世界救世教の影響でした。
 秋場さんは1971年に東京の大学へ新聞奨学生として入学しました。在学中、水俣病問題に取り組んだ東京大学の宇井 純助手の自主講座「公害原論」に通い、その影響を受けました。千葉県の農家で援農をした経験もあります。
 1975年に大学を卒業し、結婚するとともに、現在地38ヘクタールの圃場(自営地18ヘクタール、耕作放棄地を開墾した借地20ヘクタール)で自然農法に取り組み、39年目の今年、圃場全面積で農薬不使用、完全無肥料栽培に取り組んでいます。
 秋場さんは、宇宙飛行士が感嘆するこの緑の地球で、適度な温度、湿度の状態で播種管理ができるなら、作物は最大の根張りを確保し、空中、土中から最大のエネルギーを取り込み、おいしくて安全な作物が必ず結実するはずだという、『始めに農薬、肥料を使わない自然農法ありき』という考えに基づいて39年間、家族が心を合わせて自然栽培に取り組んできました。秋場さんの自然栽培は、畜産堆肥などからの飼料(ポストハーベスト農薬汚染、抗生物質、女性ホルモン剤などの飼料添加物など)由来の有害化学物質を避け、圃場に一切持ち込まないということでもあります。

◆マメ科植物を土作りに活用
 土を豊かに肥やすためには、もっぱらクローバーや豆などマメ科植物を栽培して、その根粒バクテリアによる空中窒素固定能を活用するという方法を取り入れています。また地力が弱り、収穫がむずかしい畑は自然活性期間として一作休ませることにしています。それでも自然栽培のじゃがいもは有機栽培と比べて 1/3しか収量がないことがあります。

◆自然農法の土は異常気象も克服
 秋場さんも、最近の異常気象には苦しめられています。とくに北海道全体で大きな被害が発生した2012年の冬場はかつてない厳しい条件でした。続いて 2013年春の種まきも、天候不順のため、10ヘクタールの豆のまき直しを余儀なくされました。
 秋場さんは今日、気候に合わせ農業者として最善の動きをし続けるとき、与えられる一切は天地の恵み、大地の許しの世界なのだろうと思う境地に達し、自然農法の醍醐味を感じているといいます。秋大根が播種時、大干ばつに見舞われたとき、じっと土中に待機し、例年より3週間も遅く直根が伸び始め、後々の天雨を取り込み、何とか自然力のみで育とうとするのです。成長力は結実する方に全て回し、葉は本当に清楚で最小の大きさを保ちながら育ったのです。38年間自然農法を続けてきた土のもとで、作物はどんな天候にも適応して、自らの使命を全うする姿を見せるのです。

◆立派な後継者
 3・11福島原発事故以降、秋場さんの長男夫婦、次男夫婦が一緒に自然栽培に取り組んでいます。長女夫婦も神奈川の嫁ぎ先で自然栽培に取り組んでいます。長男・知徳さん、次男・雄吉さんは自然農法への志を持ちながらも、公益社団法人 北之台雅楽アンサンブルの一員として宮内庁元主席楽長の指導のもと、雅楽、舞楽を習得すべく学んでいましたが、放射能の影響を受けやすい子どもの健康を優先するため、被曝の影響の少ない北海道で安全安心の完全自然栽培農作物を少しでも多くの人に届けたいという思いでUターンしてきました。

◆作り手と食べ手の信頼の絆が健康社会を実現する
 秋場さんは、心身の健康社会を実現するためには、真の予防医療にしか道はなく、そのためには健康の源作り、食べものを作り育てる農業者や食品加工業者などの作り手と、全ての国民が“信頼”という絶対の絆で強く結ばれなければならないと強く考えています。そのため、その先駆けとしてオルターのような理解と志ある消費者との結び合いが大切であると考えています。
 これまでオルターには秋場さんから豆類、じゃがいも、玉ねぎ、人参、大根、スイートコーンなどを届けてきていただいています。
 またオルターの生産者、マルカワみそ(大豆)、ヤマヒサ醤油(大豆)、神野でんぷん(じゃがいも)などの原料としても使われています。
 秋場さんのオルターへの紹介はしっでぃぐり〜んネットワークの川原 智道さんからです。


自然農法オホーツク生産組合の自然栽培農作物(★★★)
●種類
豆類(小豆、大豆、光黒大豆、祝黒大豆、えんどう豆、大正金時、雪手亡)
スイートコーン、小麦、水稲、じゃがいも、人参、大根、カボチャ

●種子
じゃがいも、カボチャ、人参など一部は自家採種

●防除
農薬の使用なし

●肥料
肥料の使用なし



―文責 西川榮郎(NPO法人  安全な食べものネットワーク  オルター代表)―